タイトル あげきす2
発売日 2010年03月05日
作家 佐野タカシ
レーベル YOUNG KING COMICS(少年画報社)
管理人コメント
キスするとどんな願いも叶う「あげきす少女A」こと時水茅(表紙左)をめぐるラブコメ。
右は「さげきす少女」の藪川早紀。早紀は、「あげきす」をを信じ、都合よく幸福を手に入れようとする男どもを誘い、不幸のどん底に叩き落していきます。早紀はターゲットの男とホテルに入り…小遣いをせびるために、どちらが先に相手をイカせるかゲームに興じます。男を敗北させ、そのカラダに溺れさせる早紀。そして、最後のキスで…
バトルファック的なシーンは3ページのみ。しかし、その3Pがすばらしい。R18指定でない一般作品ですが、実用性の高い秀作。
…シーンは、ホテルの1室。ベッドで男に乗り、軽やかに、艶かしく腰を振り踊る女のシルエットの1コマからはじまります。女の動きに合わせて、両耳につけられたたくさんのピアスがチリンチリンを小さな音を立てる。ピアスの数は、早紀が狩ってきた男の数なのです(男はそれを知りませんが)。込み上げる射精感を必死にこらえる壮年の男…対する早紀は余裕です。
「お…ああっ イっイクぅ」
「だめよ。イッちゃダーメ!」
「大きな会社の社長さんなんでしょ? だらしないわよ? お・じ・さ・ま」
男を挑発しながら、ズンズンと腰を打ちつけ、トドメを刺しにかかります。ギシギシと大きくなるベッドの音。
「う うおおぉお も…ダメだぁっ! イクぅぅ!!」
全身汗だくになり、脚をガクガクと戦慄かせながら獣のように呻く声は、断末魔の咆哮のよう。
どびゅっ!
どくん どくっ
そして放精する男を悪戯っぽく見下ろしながら、このセリフ。くぅ、
男は、服を着て去ろうとする早紀の腰に、背後から腕を回し、「なんだ、もう行くのか? いいだろ、もう一回…」と近づきます。早紀は振り返り、男の首に腕を絡ませてキス…「さげキス」をする…。その直後、男のケータイが鳴り、自分が経営している会社の倒産を告げられるのでした…
(雑誌掲載時はカラーだったようですが、単行本ではモノクロになっています)
ヒロインの時水茅。地味でおとなしい子の設定ですが、かわいい水着を着てもエロさが滲み出てます。ほかにもグラビア風の大きなコマがたくさん出て眼福眼福。
「さげきす少女」こと藪川早紀。ワルを装っていますが、身勝手な男に当然の報いをくれてやりつつ、主人公たちを助けるシーンも。男への迫り方がとにかくエロい。9人の男をイカせてきたということですが、実際には軽く3ケタいってそう…。
クールなロリJK、愛宕月。様々な都市伝説に興味を持ち、時水茅が「あげきす少女A」であることを知っています。「あげきす」の威力のほどを確かめようと主人公をけしかけますが…
巻末に収録されている「イケてる2人」の番外編(50P)より。社会人編ということで、オトナになった登場人物たちの、タイトなOL制服やスーツ姿が拝める俺得展開。
上のシーンは、数年間デザインを変更せず時代遅れになった自社のOL制服のラインナップ一新を提案する主人公のプレゼンシーン。“機能性とともに仕事もオシャレにこなしたい女性向け”の割とまともなデザインの制服の後に、「男性諸君の気持ちだって考えてんよ!」と始まるセクシーショー。このほかにメイド服風のコスもあり。管理人はこれだけで妄想爆発。モロ抜けますね。
エロマンガのように、フェラ、手コキ、セックスシーンのオンパレードというわけには行きませんが、着エロ大好きな管理人には、実用性の高すぎる作品でした。オススメします。
雑誌掲載当時カラーページは全部カラーで、電子化してくれないかなぁ。
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